相続税について
相続税はかかるのでしょうか、というご質問をよくいただきますが、相続税は、ほとんどのケースでは課税されません。遺産相続で相続税が課税されるのは、全体の約5パーセントと言われています。相続税には、控除という仕組みがあるからです。
●基礎控除 5000万円+法定相続人の数×1000万円
たとえば、遺産総額が7000万円、相続人が、配偶者と、子1人の場合、5000万円+2×2000万円の基礎控除が受けられることとなり、相続税は発生しません。
●配偶者控除 配偶者の法定相続分まで、または1億6000万円まで
法定相続分と、1億6000万円のどちらか高いほうまでが非課税になります。たとえば、法定相続分が2億円の場合は2億円まで、法定相続分が1億円の場合は1億6000万円までが非課税となります。
●未成年者控除 未成年者が20歳に達するまでの年数1年につき6万円
たとえば3歳の子がいた場合、6万円×(20−3)の102万円が未成年者の控除額となります。
●障害者控除 6万円or12万円×(70歳−相続開始時の年齢)
法定相続人が70才未満の一般障害者であった場合は6万円、特別障害者であった場合は12万円×(70歳−相続開始時の年齢)が控除されます。
●贈与税額控除
相続開始前3年以内の贈与財産は相続税の対象として加算されますが、贈与税を既に払ってる場合には相続税から控除できるというものです。
●相次相続控除
最初の相続があった後、10年以内に次の相続があった場合は、前回の相続税の10 %×(10年−次の相続までの年数)が控除されます。
●外国税額控除
国外にある財産について、すでにその国において相続税に該当するような税を納めた場合、国内で相当する税額を相続税額から控除できます。